こんにちは、シップス銀座店の栗田です。

 

一丁目の桜通りが淡く色付き始めたころ

銀座の街に彼女が帰ってきた。

 

古くからのシップスをご存知の方ならば

“銀座のシップスレディース”

といえば誰もが彼女の名前を挙げるだろう。

 

3月29日に銀座一丁目にオープンした

『SHIPS Primary Navy Label』に

彼女は笑顔で立っていた。

久しぶりに出会った彼女は

あの頃の素敵なお姉さんのままだった。

 

 

 

少しも緊張した様子は無い。

だって彼女は10代の頃から

銀座の街を見てきているのだ。

 

 

メタル釦の紺ブレの合わせは

とっくの昔に自分のものにしていたし、

スーパーブランドやモードにも明るい。

ウェストンのローファーとゴルフは

素材違いで買い揃え

何足あるか数えるのは途中から諦めた。

 

メンズライクからドレッシーなものまで

いくつものブランドや商品に触れ、

多くの顧客に支持されてきた彼女だからこそ

移ろいやすい流行の中で、いま本当に大切な

『primary』が何かということを 知っているのだ。

 

“最初の” “基本の” などの意味を持つ

『primary』という言葉に

“ボブがよく似合う” を

加えたほうが良さそうだ。

 

春の銀座の表通りを

トレンチコートの襟を立てた彼女が歩いてくる。

 

♪Pretty woman,

walking down the street～♪

また次の日曜日にお会いしましょう。

with a sunny smile !