SHIPS 銀座店 <MEN>

2014 26 Jan

『続・PITTI IMMAGINE UOMO』

 

こんにちは、シップス銀座店の栗田です。

金髪のサムライが

ACミランへの入団会見に臨んでいる。

全世界に注目され

目の肥えたミラニスタの評価は

セリエAのクラブの中で最も厳しい。

「自らそれを望み、ピッチでベストを尽くす。」

彼はそう語っていた。

その眼には自信と希望が満ち溢れている。

 


 

時を同じくしてシップスバイヤー陣も

イタリアの空の下にいた。

『 ピッティ・ウォモ 』が開催されるのだ。

 

The SartorialistやGQなど

世界中の雑誌やファッショニスタが注目し、

メンズファッション憧れのピッティ・ウォモで

丁々発止とやり合う

彼らもまたサムライなのだ。


 

ゲートが近づくにつれ早まる鼓動。

ひとつ大きく息を吐き出し、すっと背筋を伸ばす

何度訪れても感じるこの緊張と興奮が

彼らを虜にするのだ。

 

会場へと向かう石畳の道を往くその後姿は

さながら『七人の侍』(おおよそ7人)だ。


足早にブースをまわり、

今シーズンのトレンドを読み取る洞察力。

足を止めアイテムに触れ、試着を繰り返す。

デザインや柄など細部にこだわる繊細さと

ビッグオーダーに要求される大胆さを併せ持つ。

 

4日間続くこの展示会で彼らに休まる時間は無い。


 

ノーフォークジャケットをセクシーに着こなし

世界の洒落モノたちをも魅了した

ロマンスグレーのサムライは

帰国後、ボクにこう語った。

「不況が続くイタリアだからこそ

生き残りを賭け良いモノを作ろうと

各ブランドが凌ぎを削っていた。

栗田くん、こういう時期こそ

ファッション界のチャンスだよ。」

その眼はACミランの若者と同じ輝きを放っていた。


メインバイヤーからは

彼が日本に戻った2日後には

ピッティの様子を記したレポートが画像と共に届く。

彼の仕事はいつだって丁寧で迅速だ。

そして、その週末にはイタリアで着た

MAN1924のジャケットをクローゼットにしまい

替わりにSOUTHWICKのスーツをトランクに詰め

ALDENにブラシをかけている。

翌週にアメリカで開催される

展示会に参加するのだという。

 

極寒のニューヨーク・ケネディ空港に向け

彼はまた機上の人となった。

 

シップスのサムライはとても忙しい。

 

また次の日曜日にお会いしましょう。

with a sunny smile !