SHIPS 銀座店 <MEN>
『LONDONなう』
こんにちは、シップス銀座店の栗田です。
British Airways006便は
定刻通り、無事ヒースロー空港に
ランディングした。
ひとつ大きく息を吐き出すと、
時計の針を現地時間に合わせ
ネジをいっぱいまで巻き上げた。
ボクは今、ロンドンにいる。

この仕事をしている以上、
一度は訪れておきたい。
(いや、訪れなければダメだ。)
そう思っていた。

『007』『シャーロック』『ハリーポッター』
シリーズをそれぞれ2回観終わった頃には
心は決まっていた。
(この3作のみでイギリスを測ったのだから
いささかの不安が残る…。)


それからもう一つ理由があった。
「◯◯の栗田です。」
そこには会社だったりお店だったり
役割など様々な言葉が入る。
つまりどこかに属しているのだ。
良い仕事をする為にも、
そのどれでも無い自分になる時間が必要であった。

少しだけ肩の荷を降ろして、
ボクのことなど誰も知らないロンドンの
冷たい2月の風に吹かれながら
コートの襟を立ててゆっくりと街を巡ろう。
静かにアフタヌーンティをすすろう。

ワークライフバランスという言葉を使おうか。
いや、作家城山三郎の言うところの
「無所属の時間」である。
本当は、それがあって旅に出た。


ところがどっこい…、である。
そんな崇高な思いは何処えやら。
ビッグベンを仰ぎ見たところで
スイッチが入ったのが聞こえた。
いや、鐘が鳴ったのが聞こえた。
みんなとシェアしたくなったのだ。
ロンドンなう!と。

ジャーミンストリートとサビルロウを
何往復しただろうか?

アビーロードの横断歩道でひとりビートルズを演じ
007のロケ地でボンドになったつもりでいる。
サッカーの名門アーセナルの試合で興奮し、
フィッシュ&チップスも外さなかった。

そのたびに、
インスタやツイッターで実況中継をした。
やれやれである。

更には、ロンドンから足を伸ばして
英国靴の聖地ノーザンプトンを訪れた。


クロケット&ジョーンズでは、
Tokyoのシップスから来たと言って
工場内を見学させてもらって
ファクトリーショップで買い物もした。
もちろんその模様も
インスタした。
ツイッターやインスタで日本とつながり
社名を使っておいしい思いをさせてもらったのだ…。
おまけにこうして、
旅先のカフェからブログを書いている。

無所属の時間?
どれでも無い自分?
もう一度言おう。
やれやれ…。
また次の日曜日にお会いしましょう。
どんよりした曇り空のロンドンより
with a sunny smile!