SHIPS 京都店 <MEN>
2015
13
Oct
いつまで経っても下ろせない靴 ~ALDEN~ ショップスタッフの徒全日記4
こんにちは。
京都店ドレスフロアー担当の今井です。
かれこれ、3年前のアメリカ靴の名門「オールデン」の受注会を行いました。
せっかくなので、私もその時にオーダーを入れたんです。

この受注会、お客様にはご迷惑お掛けしました。 なんせ、一向にアメリカから受注品が届かない。。。 やはりアメリカ人は日本人ほど生真面目ではないですからね。 とてもルーズです。 それは、アメリカ的な文化なんでしょうか? オーダーを入れて下さった顧客様はたいへん器の大きい方々で 気長にお待ちいただけました。 ほんとにその節はありがとうございました。 でもお受取になられたときは、「アメリカ人だからね、仕方ないよね」と言いつつ、 オールデンを手にしたお客様のそのお顔は、たいへんほころんでいらっしゃったのを覚えています。 そして、私のオールデンは受注会から2年半の歳月を経て漸くやってきました。 今年の3月の事です。 ですが、未だに下ろしていないんです。 なぜかと言われると、、、
皆さん、とても「思い入れの強い物」ってそういうことないですか? 私は20数年前アルバイトだったとき、先輩に憧れて初めてのオールデンを買いました。 まだ、当時は68000円で販売していた時代です。 とても気に入っていてガンガン履いていましたが、まだまだ若造ゆえ、雨の日であれ連続履きであれ、酷使した結果履き潰してしましました。。。 振り返れば、当時のスタッフは皆オールデンを履いていました。 そうなんです、とりあえずオールデンを履けば、服屋っぽく見える。 お洒落に見える。そんな代名詞的な靴。 「お洒落は足下から」服屋にオールデンは欠かせないアイテムだったんです。
しかし、1足のオールデンを履き潰した結果、果たして自分にオールデンが似合っていたのか? それが、本当に格好良く履けていたのか? そして、オールデンに頼り過ぎていたのではないのか? 色々、服屋として自問自答しておりました。 履けば、誰でもお洒落に見えるオールデン。 とりあえず、デニムに合わせておけば、間違いはない。 でも、ある日気付いたんです。 誰が履いてもお洒落ですが、やっぱり「おとな」が履きこなすオールデンは一味違うことを。 まだまだ、若造の自分には早かったのだと。 自分が求めていた格好よさは、そこにありました。 「よし、おとなになってからオールデンを買い直そう」と。 それまでおとなの階段を上がる為にもっと精進しなければ。
それから10数年、気が付けば40歳を超え、良いタイミングでオールデンの受注会がありましたので、 一足オーダーしてみようということになりました。 それから待たされること2年半。。。 自分は気が長い方でよかったです。 持って帰った靴を眺めながら、そろそろオールデンを履くタイミングなのかな。。。 しかしなんだか下ろせずじまい。 待ち焦がれていたその靴の下ろすタイミングがわからない。 そして、そっと箱に閉まってしまいました。 そうこうしているうちに季節は秋を向かえ、新しいシーズンを迎えるにあたって、そろそろ履きたくなってきました。 「そういや、下ろす前にユニオンワークスでつま先にスチールチップを付けてもらおう。 そうすれば、少しは下ろす気になれるのかな。」 下ろす準備をしました。
銀座から帰ってきた、僕のこれからの相棒となる彼は「早く下ろしてくれ!」と言わんばかりにコードバンの輝きを放っています。 しかし、振り返れば自分もそれだけ歳を取ったんだなと。 当時憧れていた業界の諸先輩方に近い歳になっていました。 さて、自分はあの当時憧れた先輩方のように本当にオールデンの似合う「おとな」になっているんでしょうか? ぜひ、それを確かめに京都店までご来店下さい。 では、心より皆様をお待ちしております。
シップス京都店 今井

この受注会、お客様にはご迷惑お掛けしました。 なんせ、一向にアメリカから受注品が届かない。。。 やはりアメリカ人は日本人ほど生真面目ではないですからね。 とてもルーズです。 それは、アメリカ的な文化なんでしょうか? オーダーを入れて下さった顧客様はたいへん器の大きい方々で 気長にお待ちいただけました。 ほんとにその節はありがとうございました。 でもお受取になられたときは、「アメリカ人だからね、仕方ないよね」と言いつつ、 オールデンを手にしたお客様のそのお顔は、たいへんほころんでいらっしゃったのを覚えています。 そして、私のオールデンは受注会から2年半の歳月を経て漸くやってきました。 今年の3月の事です。 ですが、未だに下ろしていないんです。 なぜかと言われると、、、

皆さん、とても「思い入れの強い物」ってそういうことないですか? 私は20数年前アルバイトだったとき、先輩に憧れて初めてのオールデンを買いました。 まだ、当時は68000円で販売していた時代です。 とても気に入っていてガンガン履いていましたが、まだまだ若造ゆえ、雨の日であれ連続履きであれ、酷使した結果履き潰してしましました。。。 振り返れば、当時のスタッフは皆オールデンを履いていました。 そうなんです、とりあえずオールデンを履けば、服屋っぽく見える。 お洒落に見える。そんな代名詞的な靴。 「お洒落は足下から」服屋にオールデンは欠かせないアイテムだったんです。

しかし、1足のオールデンを履き潰した結果、果たして自分にオールデンが似合っていたのか? それが、本当に格好良く履けていたのか? そして、オールデンに頼り過ぎていたのではないのか? 色々、服屋として自問自答しておりました。 履けば、誰でもお洒落に見えるオールデン。 とりあえず、デニムに合わせておけば、間違いはない。 でも、ある日気付いたんです。 誰が履いてもお洒落ですが、やっぱり「おとな」が履きこなすオールデンは一味違うことを。 まだまだ、若造の自分には早かったのだと。 自分が求めていた格好よさは、そこにありました。 「よし、おとなになってからオールデンを買い直そう」と。 それまでおとなの階段を上がる為にもっと精進しなければ。

それから10数年、気が付けば40歳を超え、良いタイミングでオールデンの受注会がありましたので、 一足オーダーしてみようということになりました。 それから待たされること2年半。。。 自分は気が長い方でよかったです。 持って帰った靴を眺めながら、そろそろオールデンを履くタイミングなのかな。。。 しかしなんだか下ろせずじまい。 待ち焦がれていたその靴の下ろすタイミングがわからない。 そして、そっと箱に閉まってしまいました。 そうこうしているうちに季節は秋を向かえ、新しいシーズンを迎えるにあたって、そろそろ履きたくなってきました。 「そういや、下ろす前にユニオンワークスでつま先にスチールチップを付けてもらおう。 そうすれば、少しは下ろす気になれるのかな。」 下ろす準備をしました。

銀座から帰ってきた、僕のこれからの相棒となる彼は「早く下ろしてくれ!」と言わんばかりにコードバンの輝きを放っています。 しかし、振り返れば自分もそれだけ歳を取ったんだなと。 当時憧れていた業界の諸先輩方に近い歳になっていました。 さて、自分はあの当時憧れた先輩方のように本当にオールデンの似合う「おとな」になっているんでしょうか? ぜひ、それを確かめに京都店までご来店下さい。 では、心より皆様をお待ちしております。

シップス京都店 今井