SHIPS なんばパークス店

2025 09 May

華麗なるホワイトブレザー 〜ベレ兄さんの徒然日記〜

いつも忙しくさせてもらっています、

 
なんばパークス店の今井です。
 
 
今日は春のオーダーフェアで作った毎度のわたしのジャケットお披露目会でございます。
 
今回はこちら生地でジャケットを作りました。
 
 
 
 
イタリアの「CANONICO」社の三者混、
 
リネン55%シルク25%コットン20%の生地。
 
 
 
 
素材はスポーティーな印象ですが白ってこともあって光沢感も加わり上品な生地。
 
そして完成したのがこちら。
 
 
 
 
ひとまずシルバーのメタルボタンで仕上がってきました。
 
 
ではここからが今回のメインイベント、
 
わたしの「勝手にSHIPS 50周年記念モデル」に変貌させます。
 
 
119-03-0012
¥9,900 (inc. tax)
 
119-03-0011
¥19,800 (inc. tax)
 
 
これらの50周年記念のメタルボタンとエンブレムを取り付けます。
 
 
 
 
 
エンブレムは自分で付けました。
 
ボタン付けが出来る人なら簡単に縫い付けることが出来ると思います。
 
そしてボタンも付けてついに完成!
 
 
 
 
正直凄いオーラを放つブレザーが出来ました。
 
 
 
 
このボタンは通常のボタンより一回り小さく作られています。
 
なので主張し過ぎずとても上品です。
 
 
 
 
この輝きとデザイン、
 
ほんとに素晴らしいボタンです。
 
アメリカ製なんだからさらに誇らしい。
 
 
 
 
そしてエンブレム。
 
これがコーディネートのアクセントになるのでとても満足しています。
 
確かに普通のお客さまにはチャレンジしづらいかもですが、、、
 
 
 
 
勝手にSHIPS 50周年モデルということで、
 
ディテールにもこだわりまして、
 
アメリカンスタイルのパッチ&フラップ仕様、
 
 
 
 
そしてベントもアメリカンなフックベントとSHIPSらしさを取り入れました。
 
 
 
 
ネームは前回のオーダー同様に「SHIPS 50th Anniv.」と入れたんですが、
 
筆記体にしてしまって出来上がると何書いてるか分からへんやん、、、(泣笑)
 
ま、
 
それもご愛嬌で!笑
 
 
 
 
「VITALE BARBERIS CANONICO」の生地ネームが誇らしいです。
 
 
オーダーの良いところは、
 
生地やディテールを選ぶ楽しさもあるんですが、
 
なによりも体型に合わせたサイズやシルエットが作れるところ。
 
わたしは低身長で痩せていて撫で肩で猫背。
 
痩せた身体でオーバーサイズに洋服を着るのって、
 
実は凄くバランス取るのが難しくて、
 
わたしは普通に着ると42サイズなんですが、
 
44ベースにして42と44の間ぐらいのイメージで調整、
 
屈伸補正や前肩補正など骨格に合わせた補正もたくさん入れまして、
 
マイジャストなちょっとだけゆったりシルエットを完成させました。
 
これは既製品にない満足です。
 
 
 
ではこのジャケットのファーストコーディネートもお披露目させていただきます。
 
 
 
 
眩しっっ、、、
 
いやーーカッコイイ!
 
 
 
 
ファーストコーディネートということで、
 
自分らしい癖の強い合わせにしました。
 
 
 
 
自慢のエンブレムと、
 
 
 
 
自慢のメタルボタン!
 
 
 
 
嬉しそう 笑
 
ついでにこのジャケットに合わせた本日のコーディネートのアイテム紹介も、、、
 
 
 
 
シャツとベストは10数年前にオーダーで作った癖の強いお気に入りアイテムたち。
 
 
 
 
余談ですが今日お昼に食べに行ったうどん屋さんのお姉さんにシャツ褒めてもらいました。
 
ネクタイは「Southwick」のアメリカ製のもの。
 
 
 
 
パンツはフランスの「BERNARD ZINS」のウールのチャコールグレー。
 
ジャケットのシルエットが少しオーバーなので、
 
やはりパンツもボリュームがあるものがいいバランスです。
 
 
 
 
靴は「ALDEN」のホワイトバックス。
 
もう「ALDEN」でホワイトバックスを作らないそうなので今となっては希少です。
 
 
 
 
今回なぜホワイトブレザーを作ってみたかったかと言うと、
 
過去に白いコットンスーツを作ったことがあって、
 
その華やかさがなんとも心地よかったのです。
 
 
 
 
そして50周年ということでSHIPSのベースであるアメリカントラッドを深堀りする意味を込めて、
 
古き良き時代である1920年代や30年代を題材したアメリカ映画のイメージを落とし込みました。
 
1920年代のアメリカ上流階級の洗練されたスタイルを表現しつつ、
 
主人公の社会的地位や成功など内面を象徴する、
 
それがホワイトブレザーだったんですね。
 
そこには夏のアメリカントラッドが詰まっていました。
 
 
 
またこれからどんなアイテムに合わせていこうかと、
 
楽しみで仕方ないです。
 
店頭でこのブレザーを着てる姿を見かけたら「ブログ見たよ!」って声かけて下さい 笑
 
ではまたのご来店お待ちしております。
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
なんばパークス店 ベレ兄