SHIPS なんばパークス店
2023
07
Apr
Part1 ナポリのシャツ屋「Salvatore Piccolo」と今村バイヤー のバイイング記~ベレ兄さんの徒然日記~
いつも忙しくさせてもらっています、
SHIPS なんばパークス店の今井です。
今日は洋服が大好きな方に愛されているイタリアのシャツメーカー、
「Salvatore Piccolo(サルバトーレ ピッコロ)」を2回に渡ってご紹介したいと思います。
今回Piccoloのシャツを紹介するにあたって、
バイヤーの今村くんに色々とお話を伺いました。

今井:
今村バイヤーお疲れ様です。
早速ですがPiccoloの別注を企画した経緯から尋ねします。
今村バイヤー:
お疲れ様です!
はい、宜しくお願いします!
先にシャツの話の前に昨年のイタリア出張の話からさせてください。
今井:
ぜひ興味あるのでお願いします!
今村:
まず遡りまして昨年の6月に約2年半振りの海外出張、
実家に帰るよりも先にイタリアへ戻りました。
日本のバイヤーは殆ど昨年6月の出張には参加しておらず、
人が少なかかったので凄く快適(笑)な出張で原点回帰を感じられる内容でした。
今井:
確かに他社さんのほとんどのバイヤーはこの時PITTIUOMOの展示会には行ってなっかたもんね。
今村バイヤー:
はい、
そうなんです。
とても印象に残っている言葉として数多くのブランド、 サプライヤーが
"HAPPY NEW YEAR"や"WELCOME BACK"、"Finally"といったフレーズを皆、
口にしていて共にコロナ禍からの前進、再会、 再開を共に五感で共有が出来た、
今井:
そっか、、、なるほどね。
みんな自然と笑顔が溢れたんやろうね。
今村バイヤー:
実際に行って感じたのは、
コロナ禍のフラストレーションは皆同じで閉じこもって孤独感を感じていた事だったのだと気付き、
より深い物作り関係に発展し一緒に作り上げていき完成度を上げていけると感じられました。
今後も良い関係性を築ける事を確信しました。
恐らくそれは自分だけでなく、
今井:
いいね!
こんな事があったからこそまさに国境を越えて絆が深まった瞬間なんやろね。
今村バイヤー:
はい!
そして今回もやはりアナログ的なやり方でSHIPSの先輩方からの伝統である、
「バイヤーは足を使え!」
というこの事の重要性をこの状況下でも実践し、
他社よりも先に実体験出来た事も非常に大きい収穫でした。
今井:
もちろんオンラインだけで直接顔を合わせ無くてもビジネスは進められるやろうけど、
やっぱり顔見て熱意を直接伝えることって大切なんやねろね。
いや、、、足を使って、、、
やっぱりバイヤーの仕事ってたいへん 笑
今村バイヤー:
そうですよ 笑
では本題に話を戻しまして、
Salvatoreですが、

彼とは元々取引があった事もあり面識があったのですが、
ナポリ出身でカッターでもある彼の作った味のあるシャツをもう1度展開したい と思っていました。

彼もタイミング良くPITTIUOMOに久々に出展していた事もあり久しぶりに再会。
またミラノでね!と特に具体的な約束はせず、

そのショールームに彼は常にいると思ってたのですが実際はアポイント制だったらしく、
足を運んだ際、彼は不在、、、
今井:
ミラノにいてられる時間は限られてるもんね。。
今村バイヤー:
そーなんです、、、
さてどうしようと思った所、
以前、海外のビジネスパートナーからSNSを通じて電話が来たこと を咄嗟に思い出し、
思い切って彼に同じように突然電話をしてみました!
わざわざ車を飛ばしてきてくれたんですよ 笑

↑その時大慌てで現れたSalvatoreさん
今井:
えええっ!?ええ人や〜〜!!笑
今村バイヤー:
まじでよかった~、、、汗

Salvatoreさんと一緒に一つのティラミスをふたりで食べたことで、
結束は高まりました 笑
次はPiccoloの今季のモデル紹介です。
続きはPart2にてご覧下さい。

SHIPS なんばパークス店 ベレ兄