SHIPS なんばパークス店

2022 07 Apr

GUY ROVERのオーダー会でボタンダウンシャツを作ります 〜ショップスタッフの徒然日記〜

いつも忙しくさせてもらっています、

 
シップス なんばパークス店の今井です。
 
 
 
4月7日から17日までイタリアのシャツメーカー、
 
「GUY ROVER」のオーダー会を行います。
 
このギローバーのシャツはほんとに昔からシップスで扱ってるイタリア製のシャツメーカーで、
 
わたしも過去何着も買って来ました。
 
既製品のイタリア製シャツというと軽く3万円を超えるものが多く、
 
そんな中でイタリア製にしてはリーズナブル。
 
それでいてイタリアの雰囲気を楽しめるんですね。
 
 
なんやろ、、、
 
なんかやっぱりシップスのオリジナルとはまた違う、
 
衿の雰囲気はやはりイタリア製ならではの感じがあり、、、
 
 
あくまで好みの話ですが、
 
ネクタイを締めたときに「イタリアの空気」を感じるんですよね。
 
これが不思議、、、
 
 
 
んーーん?「イタリアの空気」ってなんやねん!?!?
 
って感じで抽象的過ぎて伝わらないですよね、、、 (苦笑)
 
 
 
 
ちょっとこの抽象的な感じ、
 
具体的にお話してみます。
 
今回のオーダでは6型の衿型を用意してまして、
 
その中にボタンダウンの衿型があります。
 
わたしね、
 
ギローバーで特にこのボタンダウンの衿が好きなんですよ。
 
この衿は十数年変えることなくギローバーのロングセラーだそうです。
 
では分かりやすく、
 
ボタンダウンと言えばアメリカが発祥なので、
 
アメリカ製のシャツと比較してみましょう。
 
 
 
 
まずこちら、
 
 
 
アメリカのシャツメーカー、
 
「ギットマンブラザーズ」のシャツ。
 
 
 
 
続いて「ギローバー」のサンプルのボタンダウン。
 
 
 
 
違いわかります?
 
衿のロール感なんですけど、
 
わざと大きくロールさせています。
 
デコラティブにというかオーバーというか、
 
ギットマンは
 
 
 
 
この感じ。
 
 
そして
 
 
 
 
凄く湾曲してますよね笑
 
ボタンダウンってアメリカ発祥ですけど、
 
実はイタリア人も大好きで、
 
けどアメリカ直球な感じではなく、
 
イタリアナイズされたというか、
 
わたし的にはまったく別物の衿型という認識です。
 
因みにイギリスのボタンダウンシャツはアメリカ寄りの衿型が多い気がします。
 
 
 
ノーネクタイでそのロール感を楽しむのもいいんですが、
 
敢えてネクタイをしたときも比較してみます。
 
こちらギットマンのタイドアップした感じ。
 
 
 
 
普通の感じというか、
 
少しナードな感じというか、
 
これはこれでアメリカシャツの雰囲気で気取ってないというか。
 
対してイタリアのボタンダウンは、、、
 
 
 
 
このオーバーにロールした衿にネクタイをすると、
 
またこれが不思議とエレガント。
 
なんなんでしょうね。
 
この違い。
 
もちろんそれぞれに良さがあるんですが、
 
きっちりとしたヨーロピアンなスーツにはこのエレガントなボタンダウンが映えますね。
 
今日はわたしもギローバーのボタンダウンを着てます。
 
 
 
 
雰囲気伝わりますかね〜〜
 
ネクタイは同じイタリアの「ニッキー」のネクタイを合わせてみました。
 
 
 
 
まー正直わたしのキャラがエレガントではないのですが、、、
 
Vゾーンはエレガントになってる!?
 
でしょ??笑
 
そしてノーネクタイでもこのオーバーロールの色気を享受できるんですよね。
 
 
 
 
やっぱいいな、
 
イタリアのボタンダウン。
 
わたしはボタンダウン推しですが、
 
参考までに他のカラーも紹介します。
 
 
 
 
まずワイドカラー
 
 
 
次もワイドカラー、
 
 
 
 
このふたつ、
 
ギローバーのこだわりポイントで、
 
ほんとに微妙な開きの違いなんで実際にお店で見てくださいね。
 
続いて
 
ホリゾンタルワイドカラー、
 
 
 
 
続いてセミワイドカラー、
 
これ今っぽいですよね。
 
 
 
 
そしてクラシックなタブカラー、
 
 
 
 
前出のボタンダウン。
 
 
 
 
今回のオーダー会はこの6型の中から御選びいただけます。
 
 
 
 
衿型の次は生地。
 
イタリアの生地メーカー、
 
ALBINI社の生地スワッチよりたくさんのバリエーションの中からお選びいただけます。
 
 
 
 
正直めちゃくちゃあって、
 
どれにしよーかとほんと困ります。
 
一部抜粋しましたのでだーっとご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、
 
だーーっと見ていただきましたが、
 
まだまだありましてとにかくバリエーション豊富。
 
お越しの前にタンスの棚卸をしてきてください。
 
 
ではここでわたしのおすすめを。
 
 
 
 
 
 
 
 
このシリーズはシャンブレーやダンガリーなど、
 
ビジネス使い出来るインディゴデニム系の生地たち。
 
めちゃくちゃいい色なんですよ!
 
そして格好いい!
 
しかし少しカジュアルな印象なんで、
 
スーツには、、、
 
なんて思うことなかれ。
 
昨今のビジネスのカジュアル化の流れで、
 
スーツの着こなしにも自由度が上がりました。
 
デニム系生地をスーツにもってくることは、
 
スーツをドレスダウンしてライトに見せるひとつの手法です。
 
 
 
スーツにシャンブレーシャツ、
 
なかなか粋な着こなしじゃないですか。
 
もちろんジャケパンスタイルでも大活躍間違いないなし。
 
オンオフのオールマイティーに使えるのがデニム系シャツ。
 
ほんとにデニムっぽいものから麻のインディゴ素材、
 
あとデニム風、、、
 
 
デニムに見えるオックスフォードの生地なんかもあります。
 
個人的に今回刺さったのが、
 
このデニムライクなメランジ調のオックスフォード。
 
 
 
 
凄く色気があって上品なのに程好くカジュアル。
 
わたしはこれでボタンダウンを作ろうと思います。
 
 
ではシャツオーダーの概要ですが、
 
まず納期はイタリアで生産ってこともあり3.5ヶ月いただきます。
 
そしてサイズは37から43cmまで。
 
採寸は首回りと袖丈着丈の調整をします。
 
因みにネックサイズはお選びいただいたボディサイズの前後2サイズの範囲で調整可能。
 
価格は¥27,500(inc.tax)から~。
 
 
 
 
あとですね、
 
なんと!
 
今回特別にポロシャツも生地オーダーが可能なんです。
 
これはギローバーとしても初の試み。
 
 
 
 
最近のギローバーのイメージは、
 
イタリアのポロシャツブランドって方のほうが多いんじゃないでしょうか。
 
 
 
 
わたし達もシャツ屋さんが作るポロシャツで〜〜
 
なんて初めてギローバーを見るお客さまに案内することが多いです。
 
 
 
 
この話の通り、
 
ポロシャツですが仕立てがシャツの作りで出来ているので、
 
衿が立体的で格好いいのがポイント。
 
 
 
 
ではザクッと生地のバリエーションを。
 
 
 
 
 
 
渋い系からポロシャツらしくスポーティーなカラーまでバリエーションが豊富。
 
生地スワッチ見てるだけでワクワクしてきますね!
 
 
こちらポロは定番のカッタウェイカラーのみとなります。
 
サイズはS.M.L.XL
 
価格は¥19,800(inc.tax)から〜。
 
納期は同じく3.5ヶ月です。
 
 
ということで、
 
良かったら生地だけでも見に来てください。
 
 
というこで長々お付き合いありがとうございました。
 
それではまたのご来店お待ちしております
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
シップス なんばパークス店  今井