SHIPS なんばパークス店
2021
04
Oct
わたくし事ですが永年勤続表彰してもらいました。 〜ショップスタッフの徒然日記〜
いつも忙しくさせてもらっています。
なんばパークス店の今井です。
わたくし事で恐縮ですが、
先日のシップス全社全店会議の場で25年永年勤続表彰をしていただきました。

会議がある時期のタイミングで今年に25年として表彰してもらいましたが、
実はわたしは社員としては9月入社という事情で、
昨年の時点でもう25年を迎えておりまして、
この9月で社員になって26年、
アルバイト入社では通算28年と半年の年月が過ぎておりました。
わたしがシップスに入社した頃はまだまだ店舗数も少なくて、
セレクトショップ自体も少なく、
服屋がまだ憧れの職業とされていた時代でした。
クラブやバーにお洒落して遊びに行く。
わたしはともかく服屋ってそんな場ではモテたんですよね。
ナンパの成功率も高い 笑
当時の時代を感じるエピソードが
お正月は元旦が定休日で二日から営業なんですが、
なんとこの日だけは始業前からお酒を飲んで仕事してました。
昔のセールは年始からじゃなくて1月中旬からスタートでしたからね。
休憩を代わるがわる回して、
お酒飲んで、
お寿司つまんで、
また店頭に戻ってお酒の臭いをさせながら接客するという 笑
お客様もスタッフもテンション高いから良く売れたんです。
これは別にシップスだけの話ではなくて、
当時は服屋さんどこのお店もどこの会社も当たり前のように行われていた慣わしです。
めちゃくちゃ楽しかったですね。
ほんとに今じゃ考えられない!!
今だったらクレームの嵐でバズってヤフーニュースに載っちゃうでしょうね 笑
古き良き時代の話でした。
30年近く昔の話なんでお許しください。
わたしのシップス人生がスタートした場所は
心斎橋のアメリカ村の中にあった路面店でした。
今のビッグステップの道を挟んで前にありました。(その後にビッグステップの中に移転します)
当時は大型店舗の渋谷店と大阪店(大阪にはまだ心斎橋にしか無かったので心斎橋店と言いませんでした)を、
「ミュージアムフォーシップス大阪店」という名称で営業していました。
ご存知の方いらっしゃいますかね?
そのお店は地下にメンズドレスフロア、
1階がメンズカジュアル2階がシップスレディース、
因みに当時のウイメンズを「シップスレディース」という名称をうたっていまして、
レディースは紙袋もグリーンで分けてました。
学生だったわたしはシップスの前も2年ほど服屋でバイトしてたんですが、
東京発のセレクトショップというのに興味を持ちまして、
求人誌を見て学生バイトとして応募、
大学の4回生の春に面接に受かって入社しました。
面接の時にジャケットを着ていたというだけの理由で、
何にも知らないのにいきなりドレスコーナーに配属、
服もなければスーツの知識も何にもない0の状態、、、
しかも地下フロアは渋いジャズが流れていて照明も暗め。
さらにスタッフの見た目も怖いお兄さんたちばかり。。。
とりあえず採用してもらったんで、
2日働いたら辞めようと思っていました。笑
服装も持ってるジャケットといえば当時流行っていたDCブランドの物、
「革靴持ってるか?」と聞かれて、
「持っますけどドクターマーチンしか、、、」
「じゃあ仕方ないからそれ履いてこい」って言われて。
最初はへんてこりんな格好で売り場に立ちました。
ところがすぐ辞めるつもりで行ってみると、
見た目怖いお兄さん方が実は優しくて面白い!
知らないことだらけが逆に興味をそそり、
どんどん服屋の世界にはまっていきました。
そして学生だったんで新卒としてシップスの社員面接を受けたんですが、
なんと面接の時、
生意気なこと言い過ぎて落とされてしまいました。笑
その後阪神淡路大震災が起こり、
神戸店が潰れるなどの被害があって、
2年半後に社員試験を受けて漸く受かりました。
それからわたしが社員になった年にディアモール大阪の地下街がオープン、
梅田地区初出店でオープニングスタッフとして梅田店配属になりそこで3年。
当時イケイケドンドンだったわたしは、
大阪に出張で来ていた当時の副社長との飲み会の席で、
その副社長に酔った勢いで「僕も海外出張連れて行って下さいよ!!」
て懇願したら、
なんと本当に連れて行ってもらう事ができました 笑
その時はバイイングのお手伝いでアメリカラスベガスの展示会、
それからそのまま大西洋経由でイギリスロンドンの展示会、
帰りにイタリアミラノで市場リサーチして、ドイツフランクフルト経由で帰国、
結局気が付けば地球一周してきたんですよ。
なんでも言ってみるもんですね、、、笑
これも今の会社の規模では考えられない出来事でした。
それから3年間ディアモール大阪で勤務した後、
観覧車があるヘップファイブがオープンと同時にシップスも出店。
わたしもまたまたオープニングスタッフとして異動。
オープン当初はディアモールも忙しかったんですがここヘップファイブ店もほんとに忙しい店で、
毎日毎日残業残業の日々。
でもこの頃のスタッフがとっても個性豊かで刺激がいっぱいで、
しんどいながらも楽しく仕事が出来ました。
またプライベートでは27歳で結婚というイベントがありました。
その後は神戸のJR元町駅の近くにある路面店に異動となり2年半、
そして1年だけまた心斎橋のビッグステップのお店に帰ってきまして、
その後すぐに京都店配属。
そこから12年という異例の長さで異動がないまま長い期間京都で働いていました。
京都店はメンズだけの四条河原町商店街にある路面店で、
ここでは多くの事を学びました。
ここまでは主にカジュアルフロアー担当だったんですが、
ついにここで本格的にドレス担当スタッフになったんです。
京都店は広いお店でゆったりしているので、
じっくりと接客が出来るお店ですが、
ファッションビルと違ってお客様は少なくなるので、
より丁寧で信頼してもらえる接客をしないといけない。
実はカミングアウトしますが、
京都に来るまでは接客が苦手でした、、、
たまにそんな販売員もいるんですよ。笑
そこで接客の勉強を一からしました。
たくさんの接客に関する書籍を読み漁って、
学んだことを接客に活かす。
特にディズニーランドやホテルオークラの人の話は影響受けましたね。
そうこうしてると徐々に顧客様が出来てきました。
わたしもやりがいを感じて接客がどんどん楽しくなる。
気付いたんですね、
顧客様を接客することも友達を接客することも一緒の事だなと。
親友に似合わない物は勧めないじゃないですか。
お客様も一緒。
それから顧客様との会話も楽しくなりました。
苦手な接客を克服して楽しさを覚えたことで、
たくさんの顧客様が来てくれるようになりました。
しかし京都に来てから12年、
ついに異動の時が来てしまいました。
京都の顧客様とお別れです。
最後はたくさんの顧客様が送別品を持ってご来店され、
握手をしてお別れしました。
こんなに寂しいことはなかったです。
でもほんとにたくさんの素敵な顧客様に恵めれてたんだなと、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そしてここ、
なんばパークス店に配属となり、
今で4年半の歳月が流れました。
ありがたいことにわざわざ京都からお越し下さる顧客様もいらっしゃいますが、
また一から信頼関係を作らなければなりませんでした。
でも京都での経験を活かして楽しく接客することで、
またわたしを訪ねて来て下さるお客様に恵まれております。
そしてこの店で全国でも7名だけの販売専門職という役職に任命してもらいました。
後輩に背中を見せなければいけないことと、
さらにお客様満足を追求する立場で、
背筋が伸びる思いになりました。
そして今回、
勤続永年表彰してもらえることになりました。
まさに継続は力なり、
今は職人のような気持ちですね。
それでもわたしの接客はまだまだです。
足らないことがたくさんあります。
もっともっと勉強しないと。
しかしここまでこれたのは、
ひとえにたくさんの顧客様と
未熟なわたしと共に働いてくれる周りのスタッフのおかげてす。
ほんとに「人」に恵まれていることに感謝しかありません。
定年までまだ少しありますので、
これからも頑張りたいと思います。
まだまだこれからも皆様のお世話になりたいと思います。
ここまでわたしの四半世紀にお付き合いくださりありがとうございました。
ではまたのご来店お待ちしております。

なんばパークス店 今井