SHIPS なんばパークス店

2021 29 Jun

気分の上がるシャツは自分で作る 〜ショップスタッフの徒然日記〜

いつも忙しくさせてもらっています。

 
なんばパークス店の今井です。
 
 
先日オーダーで作ったわたしのシャツが上がって来ましたので
 
この場を借りましてお披露目したいと思います。
 
今回夏にむけて2着作りました。
 
 
 
 
出来上がるとこんなかっこいい化粧箱に入って来ます。
 
 
 
 
Luxury Measurement Custom Order
 
SHIPS
 
ラグジュアリー〜 〜
 
って響きがいいですね。
 
はい、ではオープン!!
 
 
 
 
ジャジャン!
 
 
 
 
おおーーー
 
いい感じ!
 
 
 
 
衿型はシンプルにボタンダウンにしました。
 
ロールの空き具合がしっかり計算されたボタンダウンなんです。
 
 
 
 
色、いいね。
 
 
 
 
カスタムオーダーのネームが所有欲を満たしてくれます。
 
 
 
 
鮮やか。
 
 
 
 
夏っぽいな。
 
うんうんいいね〜。
 
今回シャツを作るにあたって、
 
イメージしたのはフレンチトラッドに合うようなシャツが1枚欲しいなーと。
 
この生地見本を見た時に、
 
以前のブログのフレンチトラッドの回で話したブランド、
 
「マルセルラサンス」に売っていたシャツのようだなと思ったんですね。
 
 
 
 
昔むかし、
 
大阪心斎橋の南船場にもお店があった「マルセルラサンス」
 
東京には代官山と銀座にお店がありまして、
 
シップスが経営するお店だったんです。
 
大御所俳優の方など
 
有名な芸能人がたくさん通っていたという話も聞きました。
 
そんな大人のイメージが強かったマルセルラサンス。
 
若かりし頃のわたしにはまだマルセルラサンスを着ることが早いと感じていて、
 
当時は40代、50代になるころには似合うようになるかな、
 
って思ってました。
 
今思えばブランドの世界観が確立されていて
 
ほんとに格好いいお店でした。
 
その店内にはたくさんの綺麗なチェックシャツが畳んで積み重ねられていたことを記憶しています。
 
これはそんなフレンチトラッドに思いを馳せて作ったシャツでした。
 
 
 
ということで早速コーディネートお披露目したいと思います!
 
はい、こんな感じに。
 
 
 
 
同じカスタムオーダーで作ったコットンリネンのスーツにセット。
 
 
 
 
どや!
 
 
 
 
正直何がフレンチトラッドなんでしょうか、、
 
って言われると答えづらいところですが、
 
気分はフレンチトラッド。
 
ライトグレーにシャツで濃淡を付けて軽やかなスーツコーデになったと思います。
 
ネクタイは昔、
 
ロンドンに遊びに行った時に買ったドレイクスのニットタイを合わせてみました。
 
赤の刺繍でドットになっていて可愛いネクタイなんです。
 
 
 
 
大満足な仕上がりになりました。
 
 
 
では続けてもひとついってみましょう!
 
はい、オープン!
 
 
 
 
ジャジャン!
 
 
 
 
カニさん!?
 
 
 
 
はい、そうです、
 
生地の上にたくさんカニさんが歩いてます笑
 
可愛いでしょーー
 
この生地、
 
実はアメリカ製なんですよ!
 
オーダーの海外生地ってイタリア製ばっかりなんですけど、
 
これは珍しくアメリカ製ってところに魅かれました。
 
これも前のブログ記事に書いたアメリカントラッドの流れから、
 
コーディネートのイメージが湧いたんで作ろう!!
 
ってなりました。
 
 
 
 
アメトラらしいサッカー生地。
 
ボコボコしてるので夏は肌に当たる面積が少ないのでとても涼しいのです。
 
 
 
 
「Junichi」
 
赤いカニさんの刺繍に紛れて
 
わたしのネームも赤で入れて見ました。
 
なんか粋でしょ?
 
 
 
 
あちこちにカニさん。
 
 
 
 
もちろんこちらにもカスタムオーダーのネームが。
 
 
 
 
衿型も正統派でボタンダウン一択でした。
 
 
 
 
わ!カニさんだらけ 笑
 
 
 
 
オーダーの難しいところは
 
この生地の切れ端から全体をイメージしないといけないところです。
 
果たしてこのカニさんがどんな風見えるのかは出来てからのお楽しみ。
 
ということで想像通り?
 
な仕上がりとなりました。
 
 
 
ではこちらも早速コーディネートのお披露目を!
 
 
 
 
ベースはアメリカントラッドに。
 
ネイビーのブレザーに白いパンツを合わせて。
 
けど王道過ぎるのも面白くないので
 
白いパンツはフランスのワークパンツ、
 
靴は豹柄のハラコに黄色のパテントレザーを使ったラバーソール、
 
イギリスのジョージコックスで遊んで見ました。
 
 
 
 
どや!
 
またやってる笑
 
 
 
 
赤のボウタイがよく似合うシャツです。
 
ザ、アメリカントラッド!
 
 
 
 
とっても気に入りました。
 
大事に着たいと思います。
 
 
こちらなんばパークス店では、
 
ご覧のようにカスタムオーダーシャツのお取り扱いがあります。
 
 
 
 
とても楽しいので、
 
ぜひたくさんのお客様にご利用いただきたいと思っています。
 
納期は3週間ほどで出来上がります。
 
お値段はおおよそ16,000円から。
 
 
 
 
お選びいただく生地によってお値段は変わります。
 
衿型を選んだり、
 
 
 
 
デイテールにこだわったり、
 
自分の体型にあったマイサイズが出来上がる喜びだったりと
 
いい事がたくさん。
 
あと、ベースのシルエットも2パターン用意しております。
 
スリムタイプとややゆとりのあるベーシックタイプ。
 
昨今のシルエットはややゆとりのあるものが人気のようで、
 
このゆとりが着心地いいんですよね。
 
わたしも最近作ったモデルはこのややゆとりのあるタイプ。
 
スリムって確かに見た目スッキリしますけど、
 
少し窮屈だったりします。
 
シャツをパンツの中に入れた時に
 
脇腹が少しフワッと膨らむくらいが今の気分じゃないでしょうか。
 
そんなシルエットのお好みにも対応致します。
 
 
 
 
ではせっかくなので一部ですが
 
オススメの生地をご紹介します。
 
 
まずはわたしのシャツと同じくサッカー生地。
 
これやっぱり涼しいのでオススメ。
 
 
 
 
無地からストライプまでございます。
 
 
 
 
サラサラした生地感が気持ちいいです。
 
因みに半袖も出来ますよ。
 
 
 
次にちょっと変わった生地を。
 
スーツの生地で有名なREDA社のシャツ生地。
 
 
 
 
これ、一見、
 
麻の生地なんですけど、
 
 
 
 
実はウール53%麻47%という、
 
驚きの混紡素地やったんです。
 
 
 
 
冬と夏の合体?! 笑
 
 
 
 
いえいえ、
 
ウールは冬だけのものではございません!
 
サマーウールと言われるように
 
夏用のウール生地があり、
 
それがほどよく体温を吸い取ってくれて
 
実は涼しい素材なんです。
 
夏は涼しく冬は暖かく。
 
そのサマーウールと麻をブレンズするところが、
 
さすが人気生地メーカーの「REDA」
 
肌触りも抜群にいい。
 
わたしも一度チャレンジしてみたいです。
 
 
では最後にオススメ番外編
 
イギリスのプリント柄で有名なリバティ社の麻素材生地です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
素敵ですね〜〜
 
「でもこんなの着こなせないよー。」
 
ってお声が聞こえてきます笑
 
でもきっと腕まくりして、
 
さらっとショートパンツで合わせると
 
格好いいはず。
 
お洒落は陽気に楽しんだ者勝ちですから。
 
 
 
ということで、
 
 
皆さまからのオーダーぜひともお待ちしております!
 
生地選び相談に乗りますので
 
お気軽にご来店下さい!
 
ではまたお待ちしております。
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
なんばパークス店  今井