SHIPS なんばパークス店
2022
14
Feb
オーダーでジャケットを作りましょう ~ショップスタッフの徒然日記~
いつも忙しくさせてもらってます。
シップス なんばパークス店の今井です。
早くも春のオーダーフェアの季節がやってきました。

来月の3月31日までの開催と、
今まで以上に期間も長いです。
今回のオーダーフェアの概要ですが、
まずシップスポイントが3倍付きます!
そしてスーツジャケット部門の特典は
「エルメネジルドゼニア」と「ドーメル」、
そして一部の生地バンチが特別プライス!
なんと20%オフ前後でご案内します!
繰り返しますがポイント3倍も付いて更にオフなんですよ。
お得!
あといつもの体系変わっても(太っても)安心3年間無料の補正サービス。

シャツ部門は2つのオプションサービス、
金額にして2,000円から2,500円相当分、
共地のポケットチーフをプレゼント!

そんなフェア特典も魅力ですが、
なりより世界でひとつ、
選んで自分だけの自分のための服が出来るって素敵なことじゃないですか。
改めてオーダーの魅力って、
自分の体型に合った服が作れる。
これって、
「クロージングの世界」ではとっても大事なこと。
そもそも既製品にぴったりの体系のひとなんて一握りなんですから。
そして着てみたい色、
着てみたい柄、
完璧にお望み通りとはいかない場合もありますけど、
限りなくイメージに近いものが見つかるのも魅力です。
そして何より人と「かぶらない」。
わたしにとってはもっとも重要なことなんです。
真の服好きの究極はここに辿り着くので?
と思ってます。
では、
せっかくなので
今シーズン入ってきた生地バンチからいくつかオススメを。
まず、特筆すべきは「ジャージー」と呼ばれる、
ストレッチ素材を各社生地メーカーが凌ぎを削って開発してるのがわかるくらい、
かなりバリエーションがあります。
ジャージー素材のジャケットやスーツは
今世界的に需要が拡大してるんですね。

まさにこのコロナ禍という時代だからこそですね。
きっちりネクタイを絞めるビジネスシーンが減り、
緩さの許容が拡大したクロージングの世界。
でもスウェットで仕事出来るわけではないので、
快適でいてキチンとしてる。
そんなジャージー素材でオーダーを作るって、
とても贅沢な感じがします。
今まで以上にたくさんのバリエーションが揃ってますので、
選びごたえがありますよ!
しかも「エルメネジルドゼニア」のジャージジャケットなんて、

そりゃもうエグゼクティブ。

服屋のわたしから言わせると贅沢の極みですね。

ジャージ素材でも高級感出してくるところは流石、

エルメネジルドゼニア。

もちろん一般的なジャケットの生地も魅力的ですね。


色味が優しいですよね。

リネンの生地ですがこの色の出方がお見事。

わたしはこの赤のサッカー生地が刺さりました。

この生地でパンツを作ってもおもしろそう。



まだまだありますが以上が「エルメネジルドゼニア」のルックブックからでした。
こちらの生地はフェア中のみ特別プライスでのご案内致します!
続きまして、
スーツ用の生地でわたしがビビッときてものがありました。
こちら。

マーチャントである生地商社「MATSUKI」の生地バンチより、

イタリアの「タリアデルフィノ」社のもので、

仕上げ行程に天然の密蝋を使用して、
17ミクロンというとても細いウールを使って、
スーパー130'sで織り上げたとても上質な生地。
このシリーズのなにがビビッときたかと言うと、

この色味。
今までこんなトーンの生地はあまり見かけることはありませんでした。

絶妙にくすんだ感じのニュアンスカラー。
はっきりとしない中間色が逆に色気を感じるんですよね。
特に気になった色がこのブルーグレー。

リジッドデニムのようなヴィンテージのような、
なんとも言えないニュアンスカラー。

裏側はデニムのように白糸が出ていてカラートーンが違います。
この生地が完全した全体のイメージがこちら。

寄りの感じがこちら。

この画像ですが、
ここの生地商社「MATSUKI」のホームページより「MY BESPOKE」をクリックしていただけると、
何方でもご覧いただけます。

正直、
生地の切れ端から全体をイメージすることは簡単なことではありません。

残念ながらこのシステムは「MATSUKI」だけのサービスですが、
とても参考になるので助かります。
マーチャントとしての「MATSUKI」の心意気を感じます!
因みにこの「MATSUKI」のバンチも特別プライスにてご案内しております。
あとはシャツのパーソナルオーダー、
ジャストフィットのシャツはとっても気持ちいいです。






シャツの種類も優に1000種類は越えるぐらいはあるので、
選ぶのが楽したいへんです笑
クレリックカラーだったり、
ラウンドカラーだったり。
柄物で遊びたいときはオーダーがおすすめですね。
続きまして毎度の内容ですが、
わたし自身用のパーソナルオーダーの実況中継を行います。
わたしがどういう思考でオーダーする内容を決めているのか、
皆さんの参考になれば幸いです。
まず始めに今回のテーマを色々考えまして、、、
「フランス人風ゆるくてフワッとして爽やかシックなおじさん」
ながっ!!
ってなるんで訳して
「フレンチユルフワおじさん」 笑
意味わからんっわ!!
なんですが、、、
とりあえず気分はとってもゆるい感じがいいんですよね〜。
ではまず始めに生地を見ていきましょう。
吟味に吟味を重ねて、、、

今回ひとまずセレクトしたのがこちらの皆さん。


この2つはイタリアの「フェルラ」社の生地で、
ふんわりと織られたジャガード生地で、
めちゃくちゃおしゃれ。
タオルのような柔らかな生地がいいですね。

続きまして、
イタリアの「マンテコ」社の超絶大柄のチェック生地。
コットン76%ポリエステル24%と、
表情はコットン100%の顔してストレッチばっちりシワならず。
色使いがいいですね。


この2つはイギリスの「スペンスブライソン」社のアイリッシュリネン100%の生地。
着込めば着込むほど白っちゃけてきて、
シワ感といい、
リネンならではのたまらない味が出るんですよね。

こちらはイタリアの「スバルピーノ」社のサッカー生地。
グレー地に大きなストライプ。
映えが期待できます。

こちらも同じく「スバルピーノ」社のサッカー生地。
ネイビーもあったんですが、
このブラウンのチェックとボコボコした質感が調和していて、
涼しげで良いです。
ということで悩みに悩んだ結果
・
・
・
こちらに。
じゃじゃじゃん!!!

(おおっっこれかい!)
決め手は柄が大き過ぎて出来上がりの想像ができないから笑
でも長年の経験とカンで格好いいことがわかるんですよ。
そして「フレンチユルフワおじさん」っぽいから笑
ほんまかな?!笑
とりあえず、
ディテールを決めましょう。
まずボタン。

数ある中からここまで絞りました。

貝ボタンのヴィンテージ感もいいんですが、、、
最近すっかりメタルボタン付いてるので、

こちらに。
なんとなくメタルボタンはフレンチっぽいかな?!
ほんまか?!笑
続いて裏地。

とりあえず生地に使われている色をピックアップ。
大身返しの背抜き仕様にするのでそんなに目だたないですが、
やっぱりこれかな。

無難やん!
いいんです、
無難で。
あとは形ですが、
今回はダブルの4つボタンに決めていました。
以前のブログでも紹介しましたが、
少しゆるく作ったこのセットアップ風スーツがお気に入りでして、

このスタイルを今回も踏襲します。
わたしのジャストサイズは42ですが、
44をベースにして、
サイズ修正をして42と44の間ぐらいのイメージに。
ユルフワ感ですね。
このスーツはあえて半毛芯のシャツジャケット仕立てにしましたが、
今回はフレンチシックの要素を入れるので
しっかり見えるフル毛芯の仕立てにします。
ま、
なにがフレンチなんだか、
気分だけの問題ですが笑
コーディネートイメージはこんな感じ。

こんな上品柄のチェックにシャンブレーシャツ合わせるのって、
フレンチっぽくないでか?!笑
パンツはこんな明るいこんなブラウンが気分ですね。
でもホワイトデニムもブルーデニムも絶対合う。
いや〜、
楽しみですねー。
また上がって来ましたら報告します。
たいへん長らくお付き合いありがとうございました。
とりあえず、
皆さんにもジャケットを作りましょう!(*´∇`*)
ではまたのご来店お待ちしております。

SHIPS なんばパークス店 今井
こちらオーダー特設サイトもご覧下さい!
↓ ↓ ↓