SHIPS なんばパークス店
2025
23
Apr
器に魅了された人「森 圭司」 〜ベレ兄さんの徒然日記〜
いつも忙しくさせてもらっています、
なんばパークス店の今井です。
只今、SHIPS グランフロント大阪店にて、
大阪梅田の近くにあります器のセレクトショップ、
「moyi store」(モイストア)のポップアップを4月27日(日)まで開催しております。
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器と生活雑貨/道具のセレクトショップ<moyi store>によるPOP-UPイベント開催。
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民藝系の器を中心にセレクトしており、
器愛好家の間でも話題のショップです。
梅田にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい!

このお店のオーナーである森 圭司氏、
実はわたしの後輩で、
SHIPSから独立してこの「moyi store」を立ち上げました。
彼の人柄は人見知りのくせにお喋りが大好き。
顔つきはワイルドですが声は異常に高く、
人懐っこい性格で感受性も豊か。
服にもこだわりが強く昔ながらの服屋気質で、
わたしもとても刺激になる存在でした。
SHIPS時代は店長経験もあり、
とても真面目で後輩には厳しかったらしいです。
せっかくなのでそんな彼にインタビューしてきましたのでぜひご覧下さい。

今井:
いやー久しぶりやね、
元気そうでなりより!
まさか森がここでポップアップするなんて! 笑
森:
お久しぶりです!
僕も驚きですよ 笑

今井:
ではまず自己紹介がてら簡単に経歴から伺いましょか。
森:
ありがとうございます、
宜しくお願いします!
大学卒業後にシップスに入って18年勤めました 。
最後はなんばパークス4Fにあった「JET BULE」で店長をしてました。
その後独立して、
このお店は2019年にオープン、
今年で6年目になります。

今井 :
器の店を始めようと思ったきっかけは?
森:
夢として若い頃からいつか独立して自分のお店を持ちたいということを漠然と考えていて、
40歳を目前に今後のことや自分自身のことを見つめ直すことで、
改めて自分は組織には向いてない、
全てを自分の自由なようにやってみたい、
じゃぁ独立か!となり、
洋服屋はもうお腹いっぱいだったこと、
結婚を機に急速に器にはまっていたこと、
洋服でも好きなジャンルだった古着と近しいものを感じたこと、
などでこの業界には全くの無知素人にも関わらず見切り発車してしまったんですよ、、、

今井:
確かに自分を振り返って一度は転職を考えることってあるよね。
そこで夢を実現させてみよう!って思える行動力はやっぱり凄いよ。
家族もいるのに 笑
森:
はい 笑
やはりそこは妻に感謝しかないですね。

今井:
ではこの仕事を始めた頃の苦労した事とか聞かしてもらっていい?
森:
はい、
前職ではバイイングや営業職ではなくて、
この業界も全くの素人だったので、
初めはなにも分からない手探り状態で自分の好きな作家や窯元に連絡を取って、
直接会いに行くということを繰り返しました。
連絡をするものの返事がなかったり、
素っ気なく断られたりは当たり前でした。
そもそも量産体制のメーカー品ではなく手仕事のため、
作り手側も手一杯なところが多く、
作家さんを口説くには熱意頼みな部分も大きかったです。
もちろん現在もですが。

今井:
それでも新参者のその熱意が伝わったことが凄いよね!
その後窯元の方とのコミュニケーションはどのようにとってるの?
森:
基本的な連絡はインスタのDMかメールかLINE。
仕入れは注文して送ってもらうか、
直接現地に行って買い付けてくるか、
のどちらかですが、
現地に行くこと自体が楽しいのと、
直接見て触って仕入れを決めたい、
ということからなるべく赴くようにしてます。

今井:
確かに「moyi store」のインスタ見てたらよく窯元までいってるよねー!
凄い行動力やなーって思ってたけど、
たまに関空発やのに空港間違えて伊丹空港いってたり 笑笑
森:
いやーっっ?!
そんなことありましたっけ!?笑

今井:
自分でゆってるからもうバレてるねん! 笑
じゃあ、
森が器や作家さんをセレクトする基準ってどんな感じなの?
森:
はい、
世間一般的には「民藝」と言われるジャンルのものを取り扱いしてます。
が、
それ(民藝)だからという理由で決めているわけではなく、
アート系や作品ではない日常使いのもの、
背景がしっかりしているもの、
窯元/作家の人柄が良い人であること(ストレス抱えながらお付き合いは勘弁なので笑)

今井:
なるほどー、
その日常使いってこと大事かもね。
だから来られるお客さまも背伸びしてないというか、
それでもしっかりとライフスタイルに拘りのある、
フィーリングの合うお客さまが来てくれる。
そして作家さんとの付き合いもビジネスであっても人と人。
やはり心通じ合えることが大事やよね。
取り引き先を自分で選べれるという自由度は個人事業主のいいところやな。
森:
あとなにより自分が欲しいと思うかどうか、
そこを大事にしてます。
正直前職からの経験といいますか、
どうしても会社である以上は自分の好みの物以外でも接客はしなければいけなかったので、、、

今井:
確かにそれはそうよね。
それが独立した理由でもあるわけやし。
僕の場合は接客自体が好きってところやから、
そこに違いがあるのかな、、、?!
逆にSHIPSでの経験が今の仕事で活かせたことってある?
森:
はい、
全てが活きていると思ってます。
SHIPSで働いていなかったら自分の適性や長所短所、
出来ること出来ないことも分からなかったでしょうし、
得意なことだけをやる、
苦手なこと出来ないことはやらないと決めれました。
実務的にもお客さん対応やデータ管理、
クリーンネスや電話応対、
商品構成や小売業としての在り方、
などモイストアでやってることの全部がSHIPSで経験させてもらったこと、
取り組んでいたことが基本にあります。

今井:
じゃあ良かった 笑
では最後に器の魅力ってなんでしょう?
森:
なんでしょね、、、
明確にこれが魅力です!
ここに魅かれています!
ってのは言葉に出来なくて、
見て触って使って、
良いなぁ、
って気持ちになぜかなる、
それは不思議なものです。
手と土と火でできている、
っていう人間本来の心の奥にあるものを揺さぶられる、
そういう意味で原始的なものだからなのかも。

今井:
ごめん!
そういやすっかり商品紹介してもらうの忘れてた! 笑
このイベントの目玉商品を教えてください!
森:
はい、
このイベント用にSHIPSが50周年ということで、
コーポレートカラーであるネイビー(青)と、
それに相性の良いホワイト(白)をテーマとして、
窯元に依頼して器を作ってもらいました。
こちらは「小代焼ふもと窯 井上尚之」の青のスリップウェア。

井上さんは熊本県荒尾市にて作陶、
父親は「小代焼」の第一人者の井上泰秋氏で、
伝統の小代焼を継承しつつもそれとは別にスリップウェアにも精力的に取り組んでおられます。

今回はこのスリップウェアに普段井上さんはあまり使わない青での作陶をお願いしました。

因みにスリップウェアとは18世紀頃のイギリスで生まれた装飾技法で作られた器です。

素焼にスリップ(化粧土)を塗って模様を描き焼き上げています。
ここでは大きいな登り窯で年間5,6回の窯焚きを行っています。

続いて熊本の玉名郡和水町にてご夫婦で作陶されている真弓さんの「まゆみ窯」、
呉須釉(青)と透明釉(白)の器

形の良さやバリエーション、
そして価格帯とどれをとっても抜群にいいです。

まさに民藝的な窯元です。
今回は自分が好みの形を中心にオーダーしました。

今井:
ありがとう!
ではではほんまに最後、、、
ご来店されるお客様に一言をお願いします!
森:
はい!
使ってもらうと一発で良さが分かる、
気分が上がる、
料理や洗いものが楽しくなる、

そんな器ということには自信があります。
お洋服を買うついでに少しでも見て触って知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

今井:
森くんありがとうね!

お話いかがでしたでしょうか?
こちらお値段も2,000円代から6,000円ぐらいととてもお手頃です。
ぜひ皆さんも日々の生活に潤いと丁寧な暮らしを。

また会期中に行けないという方はぜひ彼のお店に足をお運び下さい。
クラングリーン大阪をぶらっとしたついでに梅田スカイビルを超えてすぐの所にお店はあります。
きっとお喋りが止まらないでしょう。
ホームページはこちらです。

またぜひインスタグラムもご参考に!
moyi store 公式アカウント
ではまたのご来店お待ちしております。
ありがとうございました。

なんばパークス店 ベレ兄 & moyi store 森圭司
