SHIPS 銀座店 <MEN>

2017 26 Mar

『左手の話』

 

こんにちは、シップス銀座店の栗田です。

 

「素敵な時計ですね。」

 

今週末まで開催されたWポイントフェアにお招きした

お客様のジャケットの袖口からチラッと覗く時計に

ついつい視線が行ってしまう。

 

外資系保険会社のバリバリの

スーパーエリート外交員で

仕事には大変厳しい方だ。

ちょくちょく仕事の相談などさせて頂いたりする、

ボクの師匠でもある。

 

時計にもとても造詣の深い方なので

いつも、いわゆる高価そうな時計をされている。

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「巻いてみなよ」と

まるでテーブルのコショウでも取るかのように

わりと気楽に渡してくださった。

 

「パテックの5159g-001っていってさ」

 

「 ええっと、ちなみにこの時計は、そのぉ・・・。」

 

聞かないほうが良かったと思うよと前置きして

「参考価格で1100万円位だったかな」

 

慌ててお戻しした(汗)。

 

お客様の腕時計が

どこのブランドのものか?とか、

ましてや金額がいくらぐらいするものなのか?

などという無粋な質問をボクは決して・・・、

いや、けっこうする・・・か。

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ただ、それによって

お客様の値踏みをするような

ゲスな考えは毛頭無い。

(ボクの頭の毛も無いのだが・・・。)

神に誓おう。

(少ない髪にも誓おう。)

 

では、何が目的かと聞かれれば、

時計にまつわるストーリーに興味があるのだ。

何故その時計なのか。

 

 夢や憧れ、期待、こだわり

自らへの投資、結婚、出世などなど

 多くの男の腕時計には、

理由(わけ)がある。

 

そして決まって皆、良い表情で話してくださる。

シップスの服もそうありたいと常々思っている。

 

もう少し詳しく時計にまつわるエトセトラを

お聞きしたくなったので

ここは銀座かと疑いたくなるほど

激安の居酒屋にお連れした。

 

一杯280円のビールジョッキを持つ手には

1000万円の時計が巻かれている。

そのコントラストがまた、美しい。

 

 また次の日曜日にお会いしましょう。

with a sunny smile !